awsの運用開始時や点検時にはチェックリストを活用

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awsはアマゾンが提供するクラウドサービスです。汎用性が高く自由な設計が可能ですが、設計ミスを起こす可能性も高く、間違った設定によりセキュリティホールを発生させてしまい利用者に影響を及ぼす可能性もあります。

そこで役立つのが運用チェックリストです。awsの運用チェックリストの種類や記述内容、活用方法などを紹介します。

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awsが提供する3つのチェックリスト

awsの運用開始をする前に一読しておきたいのがawsが提供するチェックリストです。クラウドサービスの中でも汎用性や拡張性が高いと評判なのがawsですが、自由な設計が可能であるため制約がなく思い通りのビジネスを描ける反面、知識やノウハウが不足していると運用に欠点が生じてしまいやすいのが特徴です。

特にECサイトやWebページなどエンドユーザ向けにクラウドサービスを展開している場合、運用の欠点は命取りになりかねません。インスタンスが乗っ取られたり、アプリケーションのクラッシュなど犯罪などに利用されてしまうリスクもあります。

またこれらによりエンドユーザへの影響度も計り知れず、会社の信用を失墜させてしまう可能性もあります。awsが正しい形で運用できているかを確認するのに適しているのが運用チェックリストです。運用チェックリストはベーシック、エンタープライズ、セキュリティ監査の3つのリストで構成されており、それぞれ利用している環境などでどのポイントに気をつけて設計、運用、監視しているかなどが書かれています。

これらを守ることで、運用側の落ち度がない状態でawsを稼働させることができます。そのため、運用開始前に一読することはもちろんのこと、運用開始後でもシステムの変更などを行った場合には都度確認するのがベストです。

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ベーシックチェックリスト

1つめの運用チェックリストはベーシックチェックリストです。ベーシックチェックリストはawsを設定する上で必ず守らなければならない項目が遵守できているかが記述されています。特に初めてawsを運用設定する場合には、ベーシックチェックリストを参考にしながら設定する事で安全で間違いのない設定になるでしょう。

基本的な部分ではaws環境を設定するIAMユーザーが共有のパスワードを使っていないかなどを確認しています。他にもバックアップやリカバリプランについて、データの分散配置やシステムの冗長性についても問われています。

運用上では公開する情報の中に含めてはならない情報の一覧や、パフォーマンステストの実施内容も書かれているため、正しい手順で公開することが可能です。セキュリティグループの設定についても書かれています。セキュリティに関しては、セキュリティ監査チェックリストで詳細は書かれていますが、セキュリティをどの守備範囲にするかを初期段階のセキュリティグループで設定するため、ベーシックチェックリストに記載されています。

awsの基本設定から運用テスト、そして公開に至るまでの運用開始前の手順がベーシックチェックリストにはまとめられています。

エンタープライズチェックリスト

2つめの運用チェックリストはエンタープライズチェックリストです。エンタープライズチェックリストはawsの運用開始後に高度化させていくときに利用する各種サービスに関するチェックリストです。より大きいデータや、大量のデータを用いてビジネスを拡大していく際に、正しい方法で設定や構築を行わないと、情報セキュリティやデータ管理に不具合が生じてしまう可能性があります。

エンタープライズチェックリストを用いて正しい設定と構築を行う事がベストプラクティスです。エンタープライズチェックリストにはビッグデータを用いたデータレイク手法やデータ管理方法についての記述をはじめ、パフォーマンス向上の設計テクニックに関する事や、コンテナを利用して大量のデータを適切に管理する場合の手順などが記載されています。

また、基本的な機械学習の運用開始や手順の方法、データベースの構築方法と管理方法も記載されています。さらにデータストレージアーキテクチャで重要な要素であるストレージに関するチェクリストも掲載されています。

ストレージの作成やファイル、オブジェクトストレージなどストレージの種類毎に詳しくリスト化されています。

セキュリティ監査チェックリスト

最後はセキュリティ監査チェックリストです。awsはクラウド上に存在するため、セキュリティに関しては最も注意しなければなりません。そのため、セキュリティ監査チェックリストは一番分量も多く、細かな記載がされています。

ベーシックチェックリストと重複するIAMユーザの取り扱いやパスワード管理方法などの基本的な事から、各ユーザアカウントに対するロール設定の手法なども網羅されています。

また、毎月の請求レポートで使用状況を確認することとアナログ的な方法で監視する方法が記載されています。監視や通知などを機械的に行っていたとしても、アナログ的な目線で監視する事は忘れずに続ける事の重要性についても触れられています。

メインは、各サービスに対する監視設定やアラート設定に関する内容です。サービス毎に監視する対象やスパンなどの適正目安が守られているかを問うチェックリストが多くなっています。MECEで監視を行うための設定が正しくなされているかを問いセキュリティホールが生じていないかなどもチェックリストから確認する事ができます。

オプションで設定できるセキュリティサービスの設定内容に関しても網羅されています。基本のセキュリティ対策で不十分である場合には、オプションのセキュリティを検討する目安にも利用できます。

チェックリストは運用開始後も定期的に確認すべき

チェックリストは運用開始前に正しくaws設定や構築がなされているかを確認するのに最適なツールですが、構築時に利用して終わりという訳ではありません。運用の設定や変更などを行った場合には、再度チェックリストを活用して漏れがないかを再確認する事が大事なポイントです。

一般的な保守や点検は、一年に一度など定期的な時期を設けて作業を実施します。awsも運用保守を代行してもらっている場合であっても、自社の点検項目としてチェックリストを用いて点検作業を定期的に実施するのが最も望ましい方法です。

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awsの設定が正しくなされているかのチェックリスト

awsには運用チェックリストが存在します。チェックリストはベーシック、エンタープライズ、セキュリティ監査の三部構成です。awsをはじめて設定する際に正しい設定方法になっているかを確認する際のチェックリストとして活用しますが、運用開始後の点検時にも役立ちます。

自社の管理するawsの定期点検作業の際にはチェックリストを活用し確認するのがおすすめです。

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